片手にのるような小さいサイズから人の身長を越すサイズまである観葉植物ですが、基本的に育て方は変わりません。
お部屋に植物を置いてみたいな。と思う方のために基本的な管理方法をご説明していきます^^
観葉植物とは
観葉植物とは、葉の色や形を観賞し、育てていく植物のことです。
ほとんどの種類の観葉植物は、屋内(家の中やお店・オフィスなど)で育てるのが好ましいです。なぜかというと、観葉植物は原産が亜熱帯・熱帯の地域のものが多いため日本の冬の寒さに向いていないためです。
また、長く元気に育てていくには、日当たりなどの環境と水やりが重要になってきますので、鉢の中の土が雨に濡れて水やりの間隔が分からなくなってしまうためやはり室外に置くのは避けた方が良いです。
今では100均でも手に入るので、身近なお店で見たことがある方も多いと思いますが、まずは育てる観葉植物を選ぶことから始めます。
どう育てる方は大きく分けてふたつあります。
・植木鉢(土)
土に根付かせるという植物の基本です。個人的には土に植えてあるものが育てやすいと思います。
・ハイドロカルチャー
小さくて丸い玉を入れて水耕栽培で育てる方法です。土がいらないため、また違った育て方を楽しむことができます。
虫の心配は減りますが、水を含むためそれなりの管理は必要です。
茎や節がしっかりしているもの・葉の色が濃くてきれいなものが良いです。
最初に丈夫なものを選ぶことができれば、育てるのも楽になります。
置き場所
観葉植物を置くのに適した場所は、自然光が入る風通しの良い室内です。
冷暖房の直風は避け、人がぶつからない場所に置きます。
梅雨などで思うように光が当たらなくても大丈夫です。
花屋ではちょっと日照不足かな~と思う時は、晴れた日に水やりのついでに日光浴をさせることもあります。
観葉植物の水やり
基本的な水やりは「土が乾いたらたっぷり水を与える」ということを覚えておくと良いです。
つまりメリハリが大切で、良くないのは、ダラダラ・ちょこちょこ水を与えてしまうということです。
気になって可愛くて、お世話をしたいと思ってしまう時の失敗に多いのが、水の与えすぎによる根腐れです。
ということで、土の表面を観察して、少し鉢が大きければ少し指を入れてみて乾いているようであれば、鉢の底から流れるくらいの量を与えるようにしましょう。
表面だけに少し水をかけるというのでなく、鉢の中に水を通すことを意識してみてください^^
注意点
・鉢皿に水がたまった時は捨てるようにする。
・「葉」に水をかけるのではなく、「土」に与えるようにします。
育てていくうちに困った時の対処法
・水やりをしばらく忘れてぐにゃっとしてきた。
という場合は、鉢よりも1~2回り大きな容器に水を深めにはって鉢を入れます。
土が乾ききっている時は、ゴボゴボと音が鳴って水を吸うのが分かります。
土が水に流れそうであれば水につけている間は手で支えてください。
水が行き渡った後、平らな場所に置いて水を切ります。
大きな鉢は重たくて危険なので、土の上からいつもよりも多い量の水を与えると良いです。
生命力があれば土が水を吸って植物がシャキッとする可能性があるので、試してみてください。
だめかもしれないと諦めず、気付いた時の早めの対処が大切です。
・葉が1枚枯れてきた。
という場合は、全体的に枯れたということでなければ自然現象なので大丈夫です。枯れた葉を取り除くようにしましょう。1枚でも枯れていると見た目が悪くなってしまいます。水やりのついでにチェックすると良いです。
・全体の形が悪い気がする
という場合は、光が全体にまんべんなく当たるように、水やりの際に鉢をくるっと回してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。最初は小さいものから育てて徐々に大きいものにチャレンジするのがおすすめです。
緑のある植物は思いのほか気持ちがホッとすると思います。
ぜひ生活に観葉植物を取り入れてみてください^^